廃棄物の分別・中間処理 森定 謙治

01仕事内容

私たちの目標は、廃棄物の削減と効率的なエネルギー変換・マテリアル変換を行う事で、無駄をなくし、産業・社会・環境に貢献する事です。
私の担当させて頂いている中間処理業務は、主に廃棄物の中から、活かせるものとこれ以上活かせないものを選別し、破砕機や圧縮機で処理して、活かせる状態に加工する作業です。
最終処分と呼ばれる、これ以上活かせない処理を可能な限り減らし、効率的なエネルギー変換・マテリアル変換を行うことが私のミッションです。
例えば廃プラスチックの再利用です。最近は廃プラスチックの需要が非常に高く、破砕機の能力が追いつかない程です。
廃プラスチックは、大きく分けてサーマルリサイクル（熱変換）マテリアルリサイクル（素材変換）の二つの活用方法があります。熱と素材の需要に応えられるよう、持てるリソースの中で最大限の成果を生み出せるよう、日々努力しています。

廃棄物は、埋め立ててしまうとおしまいで、それ以上に活かすことはできません。
企業様から収集させて頂いた廃棄物の中から、活かせるもの、貴重な資源やエネルギーを回収し、少しでも最終処分（埋め立て）の割合を減らす事が重要となります。
例えば、10入ってくる廃棄物のうち、3を最終処分とし、7を資源・エネルギーとして活かす、というような処理となります。その、活かす方の割合を出来るだけ増やし、無駄を削減する事が出来るよう、日々処理にあたっています。

03仕事をする上で大切にしていることは？

お客様を大切にしたいな、という事は常に思っています。
お客様も、いろいろな課題を抱えておられ、それに対して一緒に取り組んでいけるように、努めていきたいと考えています。

コミュニケーションが活発で、風通しの良い、心地よい職場環境です。
私たちは、何かの取り決めをする時など、スタッフがみんなで考え、決めていくプロセスを大切にしています。コミュニケーションが重要だと感じており、意思決定はみんなで行います。
トップダウンではなく、ボトムアップのアプローチが可能な職場に誇りをもっています。
疑問に思う事や意見などは、黙っていないで問題を共有し、伝えることが重要という考え方を共有しています。
社長の人柄や考え方も、そういう体制を後押していてると感じます。
私どもの社長は、若々しく柔軟な思考の持ち主で、考え方や意思決定も大変しっかりしたものを持っています。それでいて話しやすく、相談やアドバイスも応じてくれるような社長のスタンスが、職場環境にも大きく影響していると思います。

05メッセージ

私たちの仕事は肉体労働ではありますが、地域の企業様の生産を支える大切な役割を担っています。
社会にも企業にも愛される存在になるために、自ら課題を見つけ、解決する力を身に着けて行けるように、努めたいと思います。私たち一人ひとりの成長が会社の成長に、そして地域への貢献に繋がると信じています。